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構
開

飛騨高山温泉 旅館 田邊

百余年を経た出格子飛騨造りの建物は、高山一の老舗旅館

飛騨高山で欧米系の個人客が多く訪れるインターナショナルな宿、旅館田邊は、基本構想業務で方向性を検討し、高山の地域性、投資額及び確認申請長期化の観点から三期に分けて増改築工事を実施した。
第一期は、本館玄関の踏込みを素足で歩けるよう畳を敷き、閉鎖的だったカーペットの洋間を歩道から見える開放的な囲炉裏の間に、フロント前の囲炉裏の和室をフローリングロビーに入替え、男子浴室を清潔感のある落ち着いた和空間に改修し、平成20年3月に開業。
第二期は、隣の敷地に新館「遊墨庵」11室、新館と本館連絡棟の新築工事及び、本館客室2室の改修工事を実施した。
新館「遊墨庵」は、フロア毎に民芸風、数奇屋風、高山風の異なった意匠で、1階客室は坪庭から風がそよぐ半露天風呂付で平成21年4月に開業。
第三期は、第一期で改修工事を実施した男子浴室及び既存女子浴室各々に露天風呂の付設工事及び温泉引き込み工事を実施し、平成21年5月「飛騨高山温泉の宿」に認定。基本構想業務から三期工事終了まで3ヵ年半かかったが、高山らしさのなかに和モダンを取り入れ現代的な要素を織り交ぜながら、伝統を引き継ぐ老舗旅館に変貌した。

囲炉裏の間

道路側から見える伝統的な雰囲気を醸し出す「囲炉裏の間」和風ロビー

男子浴室

温泉を引き込んだ露天風呂を付設した男子浴室

民芸風客室

坪庭がある半露天風呂付 民芸風客室

住所
506-0014 岐阜県高山市相生町58
施設規模
22室
URL
www.tanabe-ryokan.jp
旅宿三十六選2008年度版で紹介されています。